一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)の人材育成委員会は7月14日、東京都中央区の三洋グループビルにおいて、平成29年度「第2回女性活躍推進フォーラムin東京」を開催。会員企業13社の女性正規社員18名が参加した。
セミナーでは、「レジリエンス」をテーマに、(株)ヒューマンブリッジの佐々木拓哉代表取締役が講演。レジリエンスについて佐々木氏は、「『逆境にさらされた時』や『新たな挑戦をする時』にかかる強いストレスやプレッシャーを乗り越え、それを糧にして成長する力」と定義し、「ストレスに対処できないと負のスパイラルを生むが、レジリエンスの能力が高いとストレスに適切に対処でき、ポジティブなスパイラルを生み出し、楽しみ、喜び、自信につながる」とも説明した。パチンコ業界に働く女性の場合、同世代の女性が少ない職場環境にあって、他者に頼らず自分でモチベーションをコントロールできる術を学ぶ事は、色々な状況での対応に役立つとして今回のセミナーとなった。また、レジリエンスを構成する5要素の中から、特に楽観性(逆境後の明るい未来を見通して、そこに向かえると信じる力)と自己効力感(自分はできるという認識で困難にチャレンジできる力)の2要素の高め方を講義し、2人ずつペアを組み、自己効力感を高めるワークを行った。
「女性活躍推進フォーラム」は、2015年度から開かれ、今回で3年目。今後、10月13日、来年1月26日に開催予定で、最終回(1月26日)には、女性社員を派遣した企業の人事、総務担当者を招いて企画のプレゼンテーションを行い、更に、女性社員たちはその企画を自社に持ち帰って反映させる事が最終的な目的となる。
【参加企業(順不同、(株)略)】ABC、東和産業、NEXUS、オータ、ジャパンニューアルファ、ピーアークホールディングス、平成観光、安田屋、善都、ニラク、マルハン、アサヒディード、日拓ホーム