日本電動式遊技機工業協同組合(佐野慎一理事長)、回胴式遊技機商業協同組合(大饗裕記理事長)が主催し、日本遊技機工業組合(筒井公久理事長)協力のもと「パチスロサミット」は8月5日、ベルサール秋葉原において開催した。
8月4日を「パチスロの日」(日本記念日協会公認)と2010年に制定し、パチスロファンに感謝するイベントとして東京・秋葉原で実施してきたこのイベントも今年で6回目となった。今回は「みんなで考えよう。パチスロの未来を!」をテーマに、業界が直面する様々な問題について考えた。
正午のオープニングセレモニーでは、日電協の佐野理事長、回胴遊商の大饗理事長が、SIR(サンスポアイドルリポーター)、パチスロライター15名らとテープカットを行い開場。地下1階会場は、最新パチスロ機(日電協・日工組20社27機種)を特設展示して「ウルトラ試打会」を開催した。来場時にスタンプカードをもらったファンは、目当ての新機種の試打を楽しみ、スタンプの数でパチスロサミット・オリジナルグッズ、出展メーカーオリジナルグッズをゲットしていた。
1Fオープンスペースは、公開生放送「ジャンバリ.TV」、SIRメンバーが指南する「目押し教室」、「依存問題注意喚起」啓蒙パネル展、スタンプラリー賞品抽選・引換コーナーなど。そして2F会場では、緊急公開討論会を開催。第1部でフジサンケイビジネスアイ・青山博美氏による「遊技産業の実態〜リテラシーの促進〜」と題して基調講演。第2部討論会は青山氏の司会により、元衆議院議員の杉村太蔵氏、今回のギャンブル等依存症の調査関係者の一人である河本泰信氏(よしの病院精神科医)、ホール経営者を代表して大分遊協理事長の力武一郎氏(セントラルカンパニー代表取締役)、ギャンブル依存症回復施設・ワンデーポートの施設長である中村努氏、エンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏代表取締役、パチスロライター・ういち氏が登壇した。カジノを含むIRと遊技産業、ギャンブル等依存症と依存問題、今後の遊技産業について討論した。
オープニングセレモニーにおいて、佐野理事長(中央・右)と大饗理事長がテープカット
SIRによるオープニングステージ
来場者に配られたウルトラ試打会スタンプカードと記念せんべい
緊急公開討論会の模様
終日賑わったウルトラ試打会場
フィナーレの模様