全商協所属の東日本遊技機商業協同組合(中村昌勇理事長)は11月19日、東京・銀座のブロッサム中央会館にて行われた「子供の虐待死を悼み命を讃える市民集会」に参加した。今年で4回目となる今回は、東遊商組合員とその家族101名が参加。また、回胴遊商関東甲信越支部(新井春行支部長)からもオレンジリボン運動を盛り上げようと25名が参画した。
東遊商では、ホール駐車場における幼い命を守るため、ホール駐車場の巡回運動を2007年より行っているが、こうした幼児虐待の実態を広く啓蒙し、児童虐待のない社会に貢献していくため、2011年の創立50周年を機に、NPO法人児童虐待防止ネットワーク(吉田恒雄代表・駿河台大学学長)の活動に協力するようになった。
市民集会では、この1年間に虐待により尊い命を奪われた45名の児童について全員で黙とうを捧げた後、子供の貧困と対策についての講演が開かれた。その後、京橋公園前より隊列を組み、銀座から日比谷公園までデモ行進を行った。デモ行進から参加した組合員も多数合流し、東遊商が用意したオリジナルブルゾンとシリコンバンドを着用。日曜日の夕方という事で多くの人が集まる銀座の中心街を練り歩き、オレンジリボン運動の啓蒙活動を行った。中村理事長は、「今年で早くも6年目のオレンジリボン運動になる。児童虐待が無くなるまで継続して啓蒙していく事に意味があるのでこれからも続けていきたい」と述べた。