一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)の人材育成委員会は11月22日、東京都中央区の三洋グループビルにおいて第14回「人材育成フォーラム」を開催。今回は、「働き方改革」をテーマとして、14社19名(内女性2名)が参加した。
講演は2題で、「人材定着率アップに向けた人事データの活用方法(jinjerの活用)」について鈴木彩加氏((株)ネオキャリア・経営企画部)、「サイボウズ式働き方改革 改革の実現と評価との連動」について和田武訓氏(サイボウズ(株)ビジネスマーケティング本部)が、それぞれ働き方改革のヒントとなる事例や評価制度についてなど問題共有を進めた。
「人材定着率アップに向けた人事データの活用方法(jinjerの活用)」で鈴木氏は、労働生産人口の減少が進む中、採用や入社後の人材定着について、今後求められる人材定着のための人事データの可視化、活用方法について同社のjinjer(ジンジャー)導入事例を紹介した。「サイボウズ式働き方改革 改革の実現と評価との連動」で和田氏は、同社のサイボウズの進める柔軟な発想で実践する働き方を紹介。100人100通りの人事制度を通して、離職率を28%から4%まで引き下げた取り組みを説明。生産性の向上、評価とも連動させた働き方改革のヒントを伝授した。
このフォーラムは、人事担当者の交流を促す活動として、2012年6月から開催をスタート。今回は久方ぶりの開催となった。パチンコ業界で働く会員企業の人材担当者の参加により、活き活きと働ける環境づくりについて問題共有を広げていくのが目的。