さぽうと21pp奨学金委員会 2018年度奨学金決定通知書授与式開催

社会福祉法人さぽうと21(吹浦忠正理事長)pp奨学金委員会(深谷友尋委員長)は4月4日、東京・港区の国際文化会館において、2018年度総会ならびに奨学金給付決定通知書授与式を開催した。

式典の冒頭、挨拶に立った深谷委員長(前日遊協会長)は、奨学生に選ばれた学生らにエールを送り、「給付生は今回、北海道から九州まで幅広く応募があり、嬉しく思います。昨年度はパイロット事業として、8名の奨学生を支援しましたが、今年はその中から3名が次のステップに進みました。今年はその3名に加え19名の奨学生を選出させて頂きました。世の中では現在、社会人が入社式などに出ていますが、この中に奨学金という借り入れを起こし、社会に借金を背負った人が3人弱に1人と言われており、ゼロからではなく、マイナスからのスタートです。そんな世の中でいいのだろうか。我々の遊技産業は遊びの産業ですが、その中にも青少年の育成があるのではないかと常々考えており、これが奨学金と結び付いた事はとても嬉しく思います」と語った。

授与式に移り、今年度給付が決定した22名を代表して、福島県立医科大学医学部2年の三浦稜平さんにさぽうと21の吹浦理事長より決定通知書が授与された。奨学生は1年間、毎月5万円が給付されるが、途中でも相応しくないとされると、給付が打ち切られる事もある。選ばれた22名は、この後、舞台に立って給付に対する感謝と将来の目標や目指す夢などについてスピーチを行った。