関西遊商 大阪北部地震復興支援ボランティアに参加

関西遊技機商業協同組合(草加和徳理事長)の社会貢献・環境対策委員会(北岡潤史委員長)は6月27日、大阪北部地震の復興支援を目的に、箕面市社会福祉協議会が開設するボランティアセンターを通してボランティア活動を行った。

6月18日、大阪府北部を震源として発生した大阪北部地震。大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市の5市において最大震度6弱を観測し、停電や断水、ガスの供給が止まるなど府民の生活に多大な影響を与えた。箕面市社会福祉協議会では6月25日より徒歩、車両面でアクセスしやすいみのおサンプラザ(阪急「箕面駅」すぐ)に災害ボランティアセンターを開設し、被災者のボランティアニーズの受付と共にボランティアスタッフの募集を開始した。

関西遊商では2府4県内で災害があった場合、迅速に支援の手を伸ばすべく制度が整えられており、地震発生より1週間後の25日の夕方に委員に参加を呼びかけ、27日には北岡委員長と委員2名がボランティア活動に参加する事ができた。箕面市ボランティアセンターでは、高齢者や障害者、子育て世帯等、依頼者自信や家族での対応が難しい住宅被害の復興作業を募集している。関西遊商のボランティア部隊は当日、箕面市内の一般住宅において家の中の片付けやゴミの移動などの作業を行なった。

作業は午前と午後で2手に分かれてそれぞれ被災者宅を訪問。午前中、北岡委員長は地震によって散らかった部屋の片付けやガスの復旧作業、ゴミ出し作業。一方、別チームとなった委員2名はガラス片の撤去やタンスの引き起こし作業などに従事した。午後からは北岡委員長はボランティアセンターに残り、被害状況の取りまとめやボランティアニーズを訴える住宅のマップ作り等をサポート。委員2名は独居老人宅において食器棚の安全対策を行なった後、市内の2エリアを回り、地域住民にボランティアニーズを伺うべくパトロールを行なった。