一般財団法人 保安通信協会(有馬康之理事長・略称/保通協)は、9月3日付けで8月の型式試験状況を発表した。8月は、適合(ぱちんこ28・回胴5)、不適合(ぱちんこ41・回胴37)、受理件数(ぱちんこ90・回胴78)。これにより、4月からの平成30年度累計は、受理件数(ぱちんこ321・回胴226)、適合(ぱちんこ124・回胴68・じゃん球1)、不適合(ぱちんこ144・回胴138)。4月からの新基準では、ぱちんこ適合105、不適合140。回胴は、適合23、不適合123、じやん球適合1。
なお、6月15日付で役員名簿を刷新。理事長は有馬康之氏、専務理事に佐野淳氏(元警察庁情報通信局長)、常務理事には、殿川一郎氏(元内閣官房内閣衛星情報センター次長)、梶清金氏。理事(非常勤)は5氏、監事(非常勤)2氏。
また、平成29年度の事業報告では、遊技機の型式試験に関する調査研究として、「試験事務の効率化のための実用化研究」として「遊技くぎの傾き及びその方向の計測方法に関する調査研究」を明記。「遊技くぎの傾き及びその方向の計測を効率的で精度良く行うための手法の確立を目的に進めており、平成29年度は、調査研究の初年度として現有の接触式三次元測定器による遊技くぎの測定要点を分析し、計測に必要な技術的手法に関する基礎研究を行った。」とした。