一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は11月15日、日遊協本部において「平成29年度女性活躍推進アンケート」の調査結果、第1回全国クリーンデー実施報告を発表。福山裕治広報調査委員長(写真・中)、佐藤聖子副委員長(同・右)、後藤賢也社会貢献・環境対策委員(同・左)が出席した。
■女性活躍推進アンケートは、人材育成委員会(前田竜哉委員長)が担当し、2015年に主催した「女性活躍推進フォーラム」第1回最優秀賞受賞チームの「キラめきPプロジェクト」を元に企画されたもの。女性活躍推進に積極的に取り組む業界企業が多い事を継続したアンケートにより、具体的にしていこうという取り組みであり、第3回目の調査となった。
日遊協の会員企業を対象にアンケートを実施。その中、回答企業23社(ホール経営企業15社、メーカー4社、その他4社)。平成29年度末の従業員数は2万2170人(うち女性従業員8692人・39.2%)、ホール経営企業では女性8346人。正社員数は、1万746人(うち女性1502人・14.0%)、ホール経営企業では1251人。女性管理職割合では、2.3%(平成28年2.8%)だった。
特に、産休、育児休暇の取得率と復職率推移では、男性の育児休業取得率21.9%(平成27年2.7%、28年3.2%)、女性の育児休業取得率100%(平成27年81.5%、28年81.8%)。育児休業復職率では、男性の育児休業復職率100%(平成27年100%、28年100%)、女性の育児休業復職率83.0%(平成27年87.8%、28年94.5%)。母数が少ないが、着実に女性活躍への啓蒙啓発が浸透しているとした。
なお、日遊協ホームページ内に「女性活躍推進フォーラム」コーナーで今回のアンケート結果についてもダウンロード可能としている。
■全国クリーンデー実施結果
9月1日〜10日の間、初の全国的な地域清掃活動「第1回全国クリーンデー〜地域大清掃 パチンコが日本をキレイに〜」の実施結果を発表した。全国7支部、同友会、ぱちんこ広告協議会など、9支部・団体、205社・933事業所・7239人が1256箇所で活動した。今後、さらに関連団体に声がけをして、1万人以上の動員を来年は目指したいと後藤委員は抱負とした。さらに、業界内に留まらず、パチンコファンを巻き込み2019年度は、全国クリーンデーに合わせ「パチンコファン参加 スポーツゴミ拾い」を検討中とした。全国クリーンデー活動は、クリーンの「9」が二つ並ぶ9月9日を「全国クリーンデー」として2013年から日遊協九州支部が提唱していたものを継承。今回、全国規模での開催を目指す最初の活動。