日遊協 平成30年度第3回「女性活躍推進フォーラム」in東京開催

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は11月21日、東京・中央区の三洋グループビルにおいて、平成30年度第3回目「女性活躍推進フォーラム」を開催し、協会加盟13社より女性正規社員18名が参加した。業界先輩社員の講演として、ロールモデル(お手本となる人)の一人として推された五十嵐清香店長(マルハン)を迎え、今一度「女性活躍推進フォーラム」の源泉を再確認した。

五十嵐氏は、1999年に新卒採用、今年マルハン八千代東店の店長に初就任、店舗運営に目下夢中という自らを語った。その中で、公私にわたる過去・現在・未来を伝え、自らのターニングポイント(就職・マネージャーから間接部門へ異動・結婚・店長昇進)を振り返った。

参加者からの質問にもそれぞれ答えていく中、「女性活躍推進とは、女性管理者を作なければいけない等と意識するような状態が無くなった時が、女性活躍推進が進んだ状態だと思う」と、実現させていくには、自らのキャリアピジョン(自分の何年後にどうなりたいかをイメージ)を設定する事が有効として勧めていた。

今回は、第4回の発表(プレゼン)に向けて、ディスカッションを徹底的に深めるため、午前10時からスタート。4チームからは、それぞれ「女性活躍の啓蒙教育機会づくり」「女性活躍記録づくり」「女性活躍メディアづくり」「女性活躍を惹起させるイベント企画」など、最終プレゼンに向け煮詰めた。

同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から始まった。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界にづくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員通しが一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考えていく。今年度も東京4回、九州3回を開催している。