全商協 「オレンジリボン運動」に参加

全国遊技機商業協同組合連合会(林和宏会長)は11月18日、東京・中央区銀座の「銀座ブロッサム中央会館ホール」で開催された第16回「オレンジリボン運動」の市民集会(主催/認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク)に参加した。

全商協からは16名が参加し、集会は3部構成で行われた。第一部は「子どもの虐待死を悼み命を讃える」ため、初めに1分間の黙祷がささげられた。その後、34のケース、43人の虐待死の幼児、子どもたちがいかに死に追いやられたか逐一読み上げられた。この間、ピアノとサックスの鎮魂の演奏が行われ、会場からはすすり泣きの声が聞こえていた。

第二部は「NPO法人埼玉子どもを虐待から守る会」の理事・小宮純一氏が講演。子ども虐待の相談の急増、虐待死した子どもの事件をめぐって疑問を呈し、「虐待から子どもを守るには児童相談所、自治体、警察、医者そして家族等が“問題”を共有することが幻想であってはならない。他力本願はもってのほかである」と厳しい口調で講演した。

集会閉会後、「銀座ブロッサム」から日比谷公会堂前まで2.8kmを1時間、「魂の行進」を行い、パトカー、先導車に続いて全員がサイリュームを持って行進した。途中、シャコタンにのったグループの一台が「子どもの虐待を悼む」と書かれたノボリを付けて応援する姿も見られた。