エンビズ総研 第14回P能検・成績優秀企業(者)を表彰

(株)エンタテインメントビジネス総合研究所(本社/東京都台東区)が実施している、パチンコ店舗管理者実務能力検定試験(P能検)の成績優秀企業並びに優秀者に対する第14回表彰式が3月7日、東京・上野のエース電研本社において開催。成績優秀企業3法人、成績優秀者を表彰した。

同社は1992年7月(株)エース総合研究所としてスタート、2004年6月に現在の名称になり27年、改めて設立時の理念に立ち返り、産業としてきちんとした統計データを発信できるシンクタンクとして、働く人たちの学ぶ機会という役割を自負して歩んできた。藤田社長は「パチンコ業に携わる人たちの知識の基礎づくりをしたいということで、P能検が始まりました。わかっているつもりでも1年に1回こうした機会によって健康診断のように基礎知識を見直す機会となっています。やはり、人材づくりが業界課題として根底にあります。そうしたニーズに応えていけるよう今後も充実させていきたい」と挨拶。

その後、成績優秀企業1位となったイクティス(株)(本社/福岡県福岡市・代表受理・椿原勝義専務)、2位(株)大日商事(本社/千葉県四街道市・代表受理・宮本英和営業課長)、3位福神商事(株)(本社/東京都港区・代表受理・井上昭宏営業課長)を表彰。そして成績優秀者の表彰に移り、今回はイクティス社が独占した。1位は能戸竹司氏・営業課長、2位は井上俊一氏・大分I店長、3位は松本義忠氏・飯能店長を表彰した。

成績優秀企業を代表して椿原専務は、「何のためにパチンコはあるのか、常々社会の公器たれという言葉でパチンコの存在意義について全社を挙げ再認識しているところです。パチンコが新たな進化につなげていくため、その基礎づくりが勉強であると思っています。P能検を継続していきたい」と述べた。「2008年から受けています。P能検により、知識・情報の均一化が図られており活用しています」(宮本課長・大日商事)。「各地に営業所が点在しており、社員の適性・知識をみる機会として活用させていただいている」(井上課長・福神商事)。優秀者1位の能戸課長は「受けた後は問題を見直し、さらによい成績をと励みにしている。現場でもコンプライアンスの意識が年々高まっており、今後も継続してレベル向上に努めたい」と述べた。

P能検は、業界知識、一般常識、マーケティング、労務管理など全7科目から100問を出題し、合計点数の能力検定試験。毎年9月に試験を実施、累計9000名以上が受験し、今回は447名が受験した。また、P能検お試しセットも受け付けている(お問い合せはエンビズ総研まで)。