一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は8月22日、東京・中央区の三洋グループビルにおいて、令和元年度第2回目「女性活躍推進フォーラム」を開催し、協会加盟16社より女性正規社員23名が参加した。
実務講座を前に「プチプレゼン大会」を開催。同フォーラムでは全4回を通して「自社に持ち帰り実現可能な企画」をグループで検討し、最終回の第4回(12月12日)に派遣担当者を招いてプレゼンテーションを行う。今回は中間発表のような形で、今まで話し合った内容を基に現時点でのグループの企画をプレゼンとして発表し、講評は人材育成委員会委員が行った。
実務講座では(株)エンタテインメントビジネス総合研究所の立川美夏子氏による「プレゼンテーション〜提案力を高める〜」と題して講演した。プレゼンテーションセミナーは以前の受講者からのアンケートで講演希望の声があり、本フォーラム5年目にして初めての開催となった。立川氏はプチプレゼンを振り返り、「皆さんのプレゼンは発表になっていた。発表とプレゼンは違う。発表は伝えられればよいが、プレゼンは加えて相手を動かす力が重要になってくる。そのためには相手の立場で伝える事が必要」とプレゼンテーションのあり方を伝授した。その他、テクニックとしてPREP法という話法や事前に準備する事、作成資料の構成要素などの紹介をした。最後にプレゼンに最も大事な「そこに熱意があるかどうか」であると強調した。言葉よりも目や表情、体の動きから熱意や自信が相手に最も伝わる事から、相手を動かすためには自信を持って相手に伝えようとする意識は不可欠であると述べ、講演を締めくくった。
この後、グループディスカッションに移り、各グループで企画を検討。フォーラム後には場所を移して懇親会が開かれた。
同フォーラムは、女性活躍のテーマに絞り、学びと創造の場として平成27年度から開始。女性も働きやすい環境、キャリアを描ける風土、女性が一層輝く企業、業界にづくりの一環として人材育成委員会が企画開催している。会員企業の枠を超え女性社員通しが一緒に現状の課題抽出や改善策の模索、キャリアプラン、ワークライフバランス等について考えていく。今年度も東京4回、九州3回を開催している。