一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は9月1日から10日まで、「全国クリーンデー」と掲げ、全国各地で同じ時期に一斉に地域清掃を行う地域貢献活動を行っている。その一環として9月7日、ぱちんこ広告協議会(以下、PAA)と連携して、都内上野恩賜公園(以下、上野公園)において「パチンコ・パチスロファン スポGOMI大会in上野」(以下スポGOMIと略)を開催した。
スポGOMIとは、従来型のゴミ拾いに「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツ。チーム1組で、制限時間内に定められたエリア内で力を合わせてゴミを拾い、その質と量をポイントで競い合う。今回公募により、ファンとパチンコ・パチスロライターがチームを組み、パチンコと縁の深い上野エリアをスポーツとして楽しみながら綺麗にする、ユニークな活動となった。 参加ライターはドテチン(パチンコ攻略マガジン)、りんか隊長(同)、バイク修次郎(パチンコ必勝ガイド)、ゼットン大木(同)、レイリー(同)、成田ゆうこ(同)、閉店くん(P-martTV)、ハニートラップ梅木(パチ7)、マスク・オブ・ジ・ワイルド(同)、あしの&犬(同)など12チーム約60名がスタートした。
冒頭の開会式で日遊協の知念安光理事から、日遊協として国連が掲げる持続可能な開発目標「SDGs」に賛同しており、その活動の一環でもある事を呼びかけた。地元台東区の太田雅久区議からは、「上野の山を綺麗にするため、ガンバルゾー」の掛け声という祝辞。一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブの重原有紀大会ディレクターから、ルールの説明を受け、各チームとも作戦を練ってのスタートなった。
遊技機メーカー、販社の集まる上野村界隈に訪れた各チームは、ゴミを拾いながらも各メーカーショールームを確認しながら、パチンコ・パチスロ談議。残暑厳しい中、汗を流しながらもスピーディに拾ったゴミを分別していた。表彰式では、成田ゆうこチームが、1550ポイントの最高得点を獲得し優勝した。リーダーの成田ゆうこさんは、「朝一番に店に入り、機械を選ぶのと同じ眼で、ゴミを見つけたら一目散に拾いました。勝因はチームワーク。声を掛け合って燃えるゴミ、燃えないゴミとテキパキと分担できました」としてスポGOMI攻略法をコメントした。成績は、1位成田ゆうこチーム、2位ゼットン大木チーム、3位閉店くんチームの順だった。
PAAの大島克俊理事長は、「初めての事ばかりで、参加者の皆様はじめ、運営など関係者の方々すべてに感謝申し上げます。上野公園界隈という事で、そんなにゴミ落ちていないという印象がありましたが、速報値ですが集まったゴミは64キロもありました。また、台風接近による雨を心配していたのですが、快晴になり、素晴らしい大会になりました。本当にありがとうございます。大会後は、この感動を持って、ホールに足を運んで涼んでいただきたいと思います」と閉会の言葉とした。
ゴミ拾いはスポーツだ!と全員で拾った成果を前にポーズ
上野のメーカーショールームをチェックするチーム
優勝した成田ゆうこチーム