大阪青年部 第33回「未来っ子カーニバル」開催

大阪府遊技業組合連合会青年部会(野口賀蔵部会長)は12月22日、総合多目的アリーナ・東和薬品RACTAB(ラクタブ)ドームにおいて、第33回「未来っ子カーニバル」を開催した。今回のテーマは「〜みんなの笑顔にあいたくて〜未来につながる“ウィンターキャンプ”in東和薬品RACTABドーム」と題して、子どもたちにチャレンジ精神をもってもらうとともに、誰でも参加できるイベントを会場いっぱいに散りばめた。

オープニングは、関西シンクロLOVERSによるシンクロナイズド・スケーティングで始まった。そして、聖火ランナーに内定(大阪)した闘走心の森脇健児氏、松田青華さん(司会)、サンタクロースに扮した南典孝実行委員長は「今日は皆さん楽しんで下さい」とオープニングセレモニーをスタートした。

正午からの記者会見では、平川容志会長(大阪遊協・理事長)が多くの関係者の協力のもと盛大に開催できたと謝意。「今回は、未来につながるウィンターキャンプをテーマとして、ラグビーワールドカップ、来年の東京五輪など国際規模の祭典があり、ドーム施設をフルに活用して、スポーツ・音楽・ダンス・遊びなど様々なコンテンツのもと、子どもたちが思い出に残る楽しい1日となるよう考えています」と33回目の開催意義を述べた。

今回、大阪府下の児童養護施設等34団体((財)大阪交通災害遺族会)から1877名(子どもたち、引率・保護者含む)が参加。運営は青年部会員が中心となり、大遊協の支部組合や組合員ホール、業界関連団体から関西遊商、回胴遊商など団体・販売商社、そして大阪府門真警察署、(公財)大遊協国際交流・援助・研究協会、ボランティア有志など5企業団体203名、その他14団体219名と多数が参加、子どもたちにクリスマスの楽しい一日を贈った。

大阪府知事の名代として岸本康孝福祉部長が未来っ子を視察。併せて、未来っ子カーニバルの青少年健全育成、社会福祉貢献への取り組みに野口青年部会長に感謝状を授与した。最終の賞品獲得施設対抗戦「氷上そり競争」では、各施設の代表選手を応援する「ガンバレ、ガンバレ」の声が、スケートリンクでこだまし大いに盛り上がった。またフットサルのスペシャリスト・岡崎嵩弘氏のワークショップで練習を積んだ子どもたちのリフティング決勝を披露した。そしてグランドフィナーレ・音楽とダンスのスペシャルステージで、シンガーの瀬戸野愛さんが歌い、ダンスグループ・Very Jam DanceSkool、そして大阪市民吹奏楽団の演奏により、みんなで「パプリカ」を歌い、ダンスを踊った。南実行委員長をはじめとしたボランティアは帰路につく子どもたちにセルプ商品詰め合わせのクリスマスプレゼントを贈り、一人ひとりとハイタッチして見送っていた。

大遊青とボランティアスタッフ全員で未来っ子の成功を祝った

左から、岡崎氏、南実行委員長、森脇氏

賑わったフィールドゾーン

岸本福祉部長(左)より感謝状を受ける

全員で未来っ子一人ひとり見送った