一般社団法人 全国遊技ビジネス振興会(曽我部康二会長)は1月9日、東京・上野の上野ホテルパークサイドにおいて、2020年第1回例会セミナーを開催した。
曽我部会長は、「2020年はオリンピック・イヤーの年、パチンコ業界も一緒に盛り上がっていきたい」と、昨日Aタイプ機の発表など話題含めながら、全遊振の活動意義を述べた。三井慶満最高顧問からは、「ホール現場は厳しい。保守的な店舗運営になっている」と所感。厚生労働省は1月8日、高齢者が希望すれば70歳まで働き続けられる制度の整備について、2021年4月から企業の努力義務とする事を決めた点について、「ホールにとっては有り難いニュース」と述べた。3つの二極化(所得・地域・価値観)の時代がこれから訪れるとして、その中でホール経営も見極めていかなければいけないと示した。続いて小森勇名誉顧問は、「まずまずの営業だったのではないでしょうか。新店も好スタートだった」と年末年始の営業状況を問いかけながら、生々しくビビットな全遊振活動であり続けたいとした。
セミナーでは、ワクワクランドの涌嶋士郎代表より「運用側から見た6号機の勝算〜6.1号機前夜、6号機の取捨選択の使い方〜」について解説。昨日発表となったばかりの「6号機ジャグラーをどうセグメントテーションするか」について詳細に解説した。その後「直近6号機の機種評価とポイント」、「新たな解釈基準」、「6号機〜6.1号機の機種運用」について見ていった。最後に(株)アストンの中島麻衣代表より「女性の本音〜関係性を築く上で、知らなきゃいけない知られざるルール〜」と題してビジネスでもプライベートでも役立つ女性へのアプローチなど解説した。