一般社団法人 全国遊技ビジネス振興会(曽我部康二会長)は2月13日、東京・上野の上野ホテルパークサイドにおいて、2020年第2回例会セミナーを開催した。席上、ビーチバレー日本代表候補の宮川紗麻亜(みやがわ・さまあ)選手が来場し、「みんなで東京五輪を2020を応援しよう」と呼びかけた。
曽我部会長は、「新型コロナウイルスの感染拡大がこのまま続くと、パチンコホールは一時休業など、最悪の事態も想定しなければいけないのではないかと、先ほどの理事会で話が出ました。業界情勢では、M&Aが活発なようです」等、情報の共有による全遊振の活動意義を述べた。三井慶満最高顧問からは、新型コロナウイルスはすでに「パンデミック」の段階と言っても過言ではなく、状況によってはパチンコホールとしてリスク対応を想定しなければならないとした。業況では、「遊技機が商品の力を失ってきている。本当に先が見えないとしたなら、お客様がホールを選ぶ選択の基準がどこにあるのかを考えなければいけない。それを考えるのは現場であり、人材育成の真価が問われている」と、良いチームづくりと良い店舗ムードを力説した。続いて小森勇名誉顧問は、「経費削減だけが全てではありません。資金調達力、スタッフが元気で、増収増益に前向きなホール営業を目指そう」と、全遊振としての取組みスタンスを説いた。
セミナーでは、(株)MKコーポレーションの多田圭一代表取締役より「エネルギーワークでビジネスと人生に最速・最高の実りを」についてアドバイス。最後に(一社)日本アミューズメントパチンコ産業ネットワークの高橋正人代表より「パチンコの【新】考察〜新内規、時短搭載機、一撃モードTYで起こるパラダイムシフト〜」と題してパチンコ新基準機の活用術について講演した。
宮川選手