神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)は3月23日、組合会議室において神奈川県警察から感謝状を授与した。これは、昨年8月9日に神奈川県防犯協会連合会を通じて、神奈川県に「詐欺撲滅メモ帳」などの制作費100万円を寄付した事によるもの。
23日の贈呈式では、新田泰弘生活安全部長が組合を訪れ、伊坂理事長に感謝状を贈った。県下の特殊詐欺の合計被害金額・認知件数は、平成29年57億円・2423件、平成30年61億円・2774件と、過去最悪の状況だった。令和元年は、50億円・2790件(暫定値)と件数で4年連続の増加となり、特殊詐欺撲滅への取り組みを強化しているところ。新田部長は、引き続き協力を要請していた。
なお、神奈川県防犯協会連合会(会長・黒岩佑治知事)においては、昨年9月6日に優良防犯功労団体として感謝状を受賞している。伊坂理事長は、「特殊詐欺の手口では、新型コロナウイルスの感染拡大に乗じた手口が出てくるなど、悪質巧妙化しているようです。私たちホールにとってお客様でもある県民の方々が、安心安全に暮らせるよう、今後も抑止や広報啓発活動に出来る限り協力を続けたい」と述べていた。