ぱちんこ依存問題相談機関の認定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信4月24日(第156号)で3月の相談数は401件(支援室34件含む)と発表。日中(10時〜16時)199件(支援室22件含む)、夜間(16時〜22時)202件(同12件含む)。2018年3月522件、2019年3月515件と比較すると、約2割ほど減少。令和元年度(2019年4月〜2020年3月)は4912件となった。なお2006年4月からの累計3万8863件となった。
相談(初回230件・57%)の集計では、本人からの相談は193件(84%)、家族・友人37件(16%)。本人性別では、男性166(86%)、女性27(14%)。本人相談経路(193件中)では、ホール内ポスター78件、インターネット55件、不明・拒否38件、ホール配布物9件、その他3件、ホール折込チラシ3件、ホール貼付ステッカー2件、ATM啓発メッセージ1件、家族・友人・知人1件。今回、本人相談経路の48%が、ホール掲示物(ポスター、ステッカー、チラシなど)からとなっている。
このたびRSNでは、「パチンコ依存問題予防・啓発情報サイトを開設した。このHPは、パチンコ・パチスロの依存問題に関する正しい情報を発信していく。全国の愛好者に向け、自分に合った遊び方でパチンコ・パチスロを楽しんでいただく事を目的としている。URL:http://rsndesign.jp/safeplay/
依存問題のセミナーの開催告知では、新型コロナウイルス感染症リスクを配慮して、当面の活動の自粛をアナウンス。そのため、浦和まはろ相談室によるオンライン無料個別相談を実施(要予約)。RSNのHP内から内容を確認のこと。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。