全日本遊技業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は6月23日、TKPガーデンシティ品川(シナガワグース)において、通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、阿部理事長を4選した。
阿部理事長は、コロナ禍の中にあるが「パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン」の遵守を呼びかけた。また、セーフティーネット等融資保証の対象となった事、経過措置の延長による計画的入替への誓約書など、理解と協力を呼びかけた。「今、私たちの業界は、かつて経験した事のないほど困難な状況にあり、お集まりの皆様を含め、全国の組合員におかれても非常に厳しい状況にあると承知しております。しかし、こうした苦境にあっても、一つ一つの問題に対峙し改善に向けた取組を継続する事が重要であり、それが業界安定に向けた一番の早道だと思っております。厳しい状況ではありますが、どうか共に歯を食いしばり、お集まりの皆様、全国の組合員の皆様のご理解、ご協力いただける事を心からお願い申し上げます」(要旨)と総親和を呼びかけた。
議事に際しては、全7議案を上程し、原案通り承認した。なお、事業計画案などに、ガイドラインに沿った万全な感染防止対策の徹底など、新型コロナウイルス感染症への迅速な対応項目を盛り込んだ。
役員改選では、阿部理事長を再選した他、副理事長には、平川容志氏(大阪・経営委員会)、松尾道彦氏(長崎・財務委員会)、千原行喜氏(岡山・機械対策委員会)、合田康広氏(札幌・事業委員会)、平岡聖教氏(福岡・機械対策委員会)、星野謙氏(山梨・総務委員会)の6名体制を継続。専務理事は、太田裕之氏(員外・暴力団対策特別委員会)。