ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信10月22日(第162)号で9月の相談数は294件(支援室29件含む)と発表。日中(10時〜16時)148件(支援室18件含む)、夜間(16時〜22時)146件(同11件含む)。9月期では、2018年463件、2019年434件で推移。コロナ禍が再燃の中にあってか、8月315件より9月は21件減少した。なお2006年4月からの累計4万531件となった。
相談(初回151件・51%)の集計では、本人からの相談は125件(83%)、家族・友人26件(17%)。本人性別では、男性104(83%)、女性21(17%)。本人相談経路(125件中)では、ホール内ポスター51件、インターネット31件、不明・拒否21件、ホール配布物7件、ホール折込チラシ4件、その他4件、ATM啓発メッセージ3件、ホール関係者3件、ホール貼付ステッカー1件となっている。ホールから発信するポスターステッカー、配布物、チラシ、ATMメッセージ、ホール関係者は、全体(151)の53%を占めている。
ここ2回休んでいた依存問題基礎講座は、11月1日に第3回をzoom予定している。今、脚光浴びるCRAFT(クラフト)、家族支援の歴史とこれからを踏まえ、「ギャンブリング問題の家族支援を考える〜家族支援の歴史を振り返って『これから』を考える〜」と題して、安高真弓氏(宇都宮大学地域デザイン科学部助教)が担当する。参加費は無料だが、10月末までにメールで必要事項を明記(名前・所属・職種・電話・メール)して、参加申込が必要(http://problemgambling.namaste.jp/)。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。