全国青年部 パチンコホールの換気実証実験結果について記者会見開催

全国遊技場青年部連合会は10月26日、名古屋市内の会議室AP名古屋において「パチンコホールの換気実証実験」について記者会見を開催し、全日遊連の阿部理事長、愛知医科大学の三鴨教授、(株)オオキ建築事務所の大木社長の他、発起人である愛知県青年部の堀部部会長、東京・茨城・大阪の各部会長も出席。会見には地元のテレビ、メディアも取材に訪れた。

発起人となった愛知県遊技業協同組合青年部会の堀部昭広部会長が挨拶に立ち、「急速に感染が拡大した新型コロナウイルスですが、感染者の増加と共に我々を含め、様々な業界も今だかつて経験した事のない状態となっております。我々のホールもいつ何時クラスターが発生してしまうのではとの恐怖と戦いながら日々営業しております。緊急事態宣言後、最大で98%以上のホールが休業要請に応じていましたが、受け入れなかった店舗もあり、非常に厳しい声が出てきました。パチンコ=3密というイメージがあるが、ホールは誕生以来、たばこの煙と匂いと共存し、お客様に快適に過ごせる環境作りに長年取り組んできた」と述べ、ホールの換気環境は商業施設の中で最も進んでいるとした。

パチンコホール換気実証実験映像の上映後、愛知医科大学の三鴨廣繁教授は、「ホールにおいては今ではハンドルなどの除菌など対策を徹底しています。ホールでの換気実験がビジュアル化されました。今はどの業界でも見える化する事が大事であり、この実験が見える化された事は非常に大きい」と語った。