ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信4月23日(第168)号で3月の相談数は379件(支援室43件含む)と発表。日中(10時〜16時)216件(支援室28件含む)、夜間(16時〜22時)163件(同15件含む)。
3月期の年比較では、2019年3月515件、2020年3月401件で推移。コロナ禍は、変異したウイルスの確認も相次ぎ感染の再拡大が懸念される中、2月の330件を49件上回った。2020年4月から2021年3月の相談件数は、3530件(うち支援室406件)。なおRSN調べでは、2006年4月からの累計4万913件とした。
相談(初回182件・48%)の集計では、本人からの相談は159件(87%)、家族・友人23(13%)。本人性別では、男性127(80%)、女性32(20%)。本人相談経路(159件中)では、ホール内ポスター86件、インターネット50件、不明・拒否12件、ホール配布物5件、ホール折込チラシ3件、家族・友人・知人2件、ホール貼付ステッカー件と、全体の半数がホール内に貼付徹底している啓発ポスターからとなっている。
5月14日から20日は、ギャンブル等依存症問題啓発週間となっている。パチンコ・パチスロ依存問題フォーラムはWEBの特設サイトを通して5月14日から発信を予定している。動画コンテンツは、啓発週間に合わせて遊技産業の依存問題などを紹介している「安心娯楽宣言」HPにおいて公開される(スマートフォン・PCの視聴可能)ので、ぜひ一度のぞいて下さいと呼びかけている。
お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。