京都府遊技業協同組合(白川鐘一理事長)は6月11日、京都市内の京都ブライトンホテルにおいて、第57期、京遊連第69回、京遊防第35回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選において、白川理事長の9選が決定した。会場では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から京都府感染予防ガイドラインに基づき、ホテル側と万全の感染防止策を講じての開催となった。
総会成立報告では、組合員総数64名中本人出席11名、代理人出席18名、委任状提出が32名で総会は成立。挨拶に立った白川理事長は、「今年度も新型コロナウイルスの影響に翻弄され、依然として変異株の脅威が続く中、7・8月に東京オリンピック、パラリンピック、9月末には自民党総裁任期、10月には衆議院の任期満了が控えておりますが、今後の政局や経済の状況も予想がつかず、全てにおいて予測できない状況が続いております。業界においては、昨年の緊急事態宣言発出の影響により、根拠のないバッシングを受け、4月中旬から5月中旬まで休業を余儀なくされるなど逆風が続いた後の依然として、遊技参加人口が減少の一途を辿るなど厳しい状態が続いております。こうした中、旧規則機の撤去について、21世紀会会議における協議の結果、決議の一部改正が承認され、撤去期限が延長されました。今回の改正に際しコロナ禍で苦しむ業界の現状を行政当局に相談し、ご理解を賜ったのは日本全体が閉塞感やストレスを感じている中、憩いの場としてホールで楽しんで頂く事を術として懸命に取り組んできた各種施策が評価された結果です。今年度も引き続き新型コロナウイルス感染防止対策はもとより、旧規則機の入替、依存症対策の対応など関係各所と連携を取り、組織一丸となって取り組むと共に社会貢献活動などの社会的責任もしっかり果たしていかねばならない」と語り、組合に対する理解となお一層の協力を要請した。
議長団には杉本副理事長、神農・石渡両理事で議長団を結成し、議案審議に移った。第5号議案の任期満了に伴う役員改選の件では、指名推薦によって理事・監事が決定。臨時理事会において白川理事長の9選が決定した。挨拶に立った白川理事長は、「今期も選任された役員一同、全力で組合運営を行って参りますので、今後もよろしくお願いします」と述べた。
【新役員】(敬称略)
理事長 白川鐘一
副理事長 坂本真吾、木下勲、杉本潤明
専務理事 熊谷真人
監事 田端三好、草野善一
顧問 中島俊則、井料田信孝