娯楽産業 
回胴式遊技機商業協同組合(大饗裕記理事長)は7月20日、組合本部事務所において、社会貢献活動の一環として、一般社団法人「アクロスジャパン」(小川多鶴代表)へ寄付金を贈呈した。「アクロスジャパン」は、平成21年に設立された、養子縁組による新しい家族づくりの推進と子育て研修の実施、予期しない妊娠などをした女性からの相談などに取り組んでいる団体。同法人への寄付は平成26年より毎年100万円の寄付を続けており、今年も同額の寄付をする事となったもの。
贈呈には小川代表が来所し、大饗理事長より目録が贈呈された。小川代表は、毎年、継続した支援に対して謝意を述べ、 大饗理事長は、「貴団体は、年々成果を上げていると伺っており、小川代表ご自身も令和3年度に厚生労働省が行う国庫補助事業(※)に関する調査研究検討委員に就任されるなど、重責を担われる予定とお聞きしております。当組合としても、今後もできる限り支援を続けていけるように努力していきたい」と述べた。贈呈後には同法人から組合に対し感謝状が贈呈され、また、この後の組合理事会において、令和2年度の同法人活動報告も行った。
報告会では、「2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、我々も大きく活動の制限を受ける事になりました。また、相談者にとっても、社会生活の制限を受ける事となり、妊婦さんがお産をする場所が無かったり、生活が困窮されるという事態となった方もおられました。その中で、妊婦さんの分娩が安心してできるような支援を行ったり、相談者にはオンラインでの支援を開始するとともに、少子化への取組みも始めている」とした。
※子ども・子育て支援推進調査研究事業の事で「不妊治療中の方への里親・特別養子縁組の情報提供方法に関する研究」を行う