PAA 8月定例理事会を開催

一般社団法人ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長・写真)は8月25日、定例理事会を開催した。

大島理事長は、「つい先ほどまで MIRAI ぱちんこ産業連盟(以下 MIRAI)と共催した(公開経営)勉強会に参加してきました。オンラインで200名近く、現地(オーラム)で30名ほどの参加がありました。終了後、MIRAI の理事の方々からも『非常によかった。今後の広告規制や業界発展に向けて引き続き協議していってほしい』とのお言葉をいただきました。行政通達が来年、10年の節目を迎える事、デジタルシフトにより変わるべきタイミングである事から、我々PAAだけでなく業界全体で、広告規制に関して真剣に考えていくタイミングではないかとの問題提起ができたと思います。ここをスタートと考え、PAA も活動を続けていきたいと思いました。PAAは9月末で丸5年を迎えますが、10月以降6期目を迎えるにあたり、全体の活動方針を固めできるだけ早く皆さんにお伝えできればと思っています」とあいさつした。

茂木欣人アドバイザーからは、緊急事態宣言下にある関東圏以外、各地域の意識のズレに対する懸念を示した。「感染力の強い新型コロナウイルスの登場により、クラスターの発生が問題視される次元を超えてきているように思う。そんな中で事業者が受ける社会からのプレッシャーは、強いのではないだろうか」といったコロナ禍での地域の状況や、ますます進むキャッシュレス化の時代にパチンコ業界だけが取り残されないよう検討を進めている現状など問題共有した。

【主な活動報告】
①PAA-ADネットワークWGは、東京都、大阪府をはじめ全国で緊急事態宣言が発令されているため控え目な出稿
②ギャンブル等依存問題検討WGのセミナーチームは、緊急事態宣言等の状況をみながら、依存問題に関するセミナー展開を都道府県単位で今後積極的に進めていく予定
③広告・宣伝WGは、8月25日に MIRAI 主催の公開経営勉強会に共催。「広告宣伝が担う遊技産業のMIRAIの可能性」をテーマに、講演とパネルディスカッションを共同企画。
④広告動向と意識を調査する「ぱちんこ産業広告動態調査 2021年版」の回答募集を開始。ホール企業と、PAA会員企業を対象にした遊技業界広告会社およびメディア企業向けに依頼
⑤防災拠点ネットワークWGは7月30日、日遊協主催の「SDGsオンラインセミナー 〜ホールの防災拠点化〜」で、「防災拠点ネットワーク」について講演した事を報告。9月の防災週間に向けて防災グッズの受注フローを整理し会員に共有予定
⑤その他活動
・日遊協主催の「第4回全国クリーンデー 〜地域大清掃 パチンコが日本をキレイに〜」(9月1日〜10日)への参加協力を呼びかけ
・日工組とパチンコ・パチスロ生活向上委員会の主催する「みんなのパチンコフェスONLINE2021『28時間 真夏のパチンコ頂上決戦』」について、PAAは拡散協力を受け、PAA-ADネットワークを活用し告知活動を実施