一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は、9月1日から10日までを「全国クリーンデー」と定めて活動しており、その参加規模を集計し発表した。参加企業数147社(1070事業所)、参加人数5771人、活動場所数1824箇所だった。
今年の第4回全国クリーンデーは、会員企業をはじめ、MIRAI、日工組、余暇進、地区遊商、パチンコ広告協議会からの参加があった。実施時期が、新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言(全国21都道府県)と、まん延防止等重点措置(12県)の発令されていた期間と重なった事から参加数は例年に比べ減少。事業所数では、昨年より124カ所減となる1070、また活動人数も1248人減の5771人。特に感染者の多い都市部を中心に参加を控える傾向がみられた。一方、コロナ感染対策に万全を期しながら参加者は、火バサミやゴミ袋を手にして店舗や事業所の周辺で清掃活動を展開。参加者によると、商店街での清掃をしていた際、地域住民から激励や感謝の言葉をかけられたという報告もあった。
日遊協では、9月1日から10日までを「全国クリーンデー」として全国各地で同じ時期に一斉に地域清掃を行う事で、地域貢献活動の一環として、またパチンコ業界のイメージ向上、環境意識の啓蒙につながると位置付け、各地区での清掃活動を呼びかけ実施し、その成果を集計し、発表している。