関西遊商 社会貢献活動の一環で京都府・滋賀県に車イス寄贈

全商協所属の関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は、社会貢献活動の一環として1月12日、京都府・滋賀県の両社会福祉協議会に車イス計12台を寄贈し、両協議会より御礼状、感謝状が贈呈された。

同組合が社会貢献活動の一貫として組合開催のチャリティーゴルフで集まった浄財を基に車イスを購入し、関西6府県に寄贈する活動で、昨年度はコロナ禍によりチャリティーゴルフの開催そのものが行われなかった。令和3年度の活動として昨年10月にチャリティーゴルフは開催し、浄財によって車イスの購入は行われたものの、これもコロナ禍の影響によって製品自体の納入が遅れてしまい、各府県との調整などの兼ね合いもあり、京都・滋賀については年をまたいだ令和4年1月の寄贈となった。

京都府社会福祉協議会の中井常務理事は、「関西遊技機商業協同組合様には長年、府内の障がい者、高齢者の方々の為に車イスをご寄贈頂いています事に心から感謝申し上げます。業界の情勢は厳しいとの事ではありますが、今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます」と語り、滋賀県社会福祉協議会の丸山副会長は、「関西遊技機商業協同組合様には継続的に車イスの御寄付を頂いております。大変業界がコロナ禍によって、厳しい状況の中でも継続して頂いている事に対しまして深く感謝申し上げます。寄贈して頂きました車イスにつきましては県下市町の社会福祉協議会で活用させて頂いております。改めてお礼と感謝申し上げます」と謝意を述べた。

寄贈に参加した同組合の北大将専務理事は、「今回で10回目となる車イスの寄贈ですが、昨年度はコロナ禍で寄贈にお伺いする事は出来ませんでした。今年度は各府県にお伺いする事が出来ました。我々業界は一昨年には世間から大きなバッシングを受けるなど、非常に厳しい状況ではありますが、地域の高齢者、障がい者のお役に立てているという中で、これからもこの活動は続けて参りたい」と述べた。