日遊協 業界がプラスになっていく取組みを進める

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は1月12日、グランドアーク半蔵門(東京都千代田区)において定例理事会を開催した。

西村会長は、新年にあたり次のように挨拶した。「この1年半あまりという期間で、我々の業界は、撤去の問題であったり、コロナの問題であったり、明るいニュースがありませんでした。しかし先般、警察庁へ挨拶に伺った際には前向きな話もできるようになるなど、明るい兆しも見えています。パチスロの型式試験適合率は厳しい状況ですが、日電協、日工組が協力して(状況の改善に)取り組んでいただいており、こちらも明るい兆しがあると聞いています。広告宣伝についても、新しい規制の在り方について日遊協で1月中にワーキンググループを立ち上げ、MIRAIさんと一緒に、行政に前向きなお願いができるよう協議していく予定です。今年は、業界のプラスになっていく事について、積極的に取り組んでいきたいと考えています。私が会長に就任して以来ずっと、『日遊協が21世紀会の役割をきちんと果たしていくんだ、横断的組織の強みをしっかり活かしていくんだ』という事を申し上げていますが、今年はそれをしっかりと具現化していけるよう動いていきたいと思っています。具体的には(現在の加盟団体である)MIRAI、日工組、日電協、全商協、回動遊商以外の業界団体の方にも加盟を促し、日遊協が本当の横断的組織となるべく飛躍の一歩、ステップを踏み出す年にしたいと思っています。理事の皆様のご協力ご指導をいただき、微力ながら会長の役割を果たしてまいります」。

〇理事会の概要
<報告案件>
①21世紀会 旧規則機の計画的撤去について
新規則機設置比率及びホール4団体誓約書確認機関の状況について/遊技機適正処理ガイドブックの発行について、等
②自己・家族申告プログラム導入マニュアル改訂(案)とホームページ拡充について
自己申告・家族申告プログラムのウェブサイトから、各プログラムの説明案内及び申込書をダウンロードできるようにするとともに、導入店舗情報をWEB上で検索できるようにする。それに伴いホールからの導入店情報もウェブサイトから登録できるようにする、といった変更を加える。マニュアル改訂、ホームページ変更は、2月1日からの運用開始を予定。
③支部活性化会議の審議状況について
④PSIOの入力状況等について
⑤専門委員会、プロジェクトチームの活動状況について
広報調査委員会/人材育成委員会/社会貢献・環境対策委員会/依存問題PT/風営法PT/キャッシュレス推進PT/SDGsPTの活動状況を報告
⑥その他
日遊協ホームページリニューアルオープンについての報告、等