娯楽産業 
兵庫県遊技業協同組合連合会青年部会(米田邦広部会長)は5月12日、神戸市内のANAクラウンプラザホテル神戸において、第47回定時総会を開催。任期満了に伴う役員改選において米田邦広部会長が勇退し、新井稔史新部会長の就任が決定した。
挨拶に立った米田部会長は、「近年の縮小傾向にコロナ禍が加わり、遊技機の減少も大きく極めて厳しい状況が続いております。昨年の青年部会活動は一昨年に引き続き、コロナ禍によって大規模社会貢献活動を中止せざるを得なくなり、非常に残念な結果となりました。一方、依存症対策やセキュリティー、機械対策などの諸課題の議論についてはリモートを活用し、多くの青年部員に参加頂けた。本年も次代の業界を担う人材の育成を目的に各種研修会の開催や情報交換など活動の拡大に努めて参りたい」と語り、本年は第9回はぁ〜とふるファンドフェスタを実施する予定として部会員の協力を要請した。
総会に入り、第2号議案「令和4年度事業計画設定の件」では、近代的な遊技場経営に役立つ諸施策の推進・青年部会としての社会貢献活動の推進など5項目の活動重点事項を掲げた案が予算案と共に上程され、満場一致で可決承認された。また、第3号議案の任期満了に伴う役員選任の件では、3期6年務めた米田部会長が勇退し、新部会長として新井氏が就任した。
来賓挨拶に立った兵庫県警本部生活安全保安課の藤猪課長は、「青年部会は社会福祉パチンコ競技大会やはぁ〜とふるファンドフェスタの開催など独自の社会貢献活動など社会から高く評価されております」と述べ、新たな発想と若いエネルギーでこれからの業界をリードして頂きたいとした。続き、兵庫県遊技業組合連合会の平山龍一会長は、「現在、自分も含めて県遊連の執行部も青年部出身者となっている。青年部は次の時代を担う若手後輩の育成をお願いしたい」と要請した。