一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)東北支部(谷口久徳支部長)は5月27日・28日の両日、東北遊技機商業協同組合(高橋一則理事長)と合同で、「ことりでアイスクリーム」と「なないろ給食」に対し、社会貢献活動を実施した。
この活動は、コロナ禍により社会活動が低迷し、生活支援を必要とする生活弱者を中心に、利用がますます必要とされる子供食堂に対する支援を日遊協と東北遊商が合同で実施した。(株)ニラクからは子供達に提供するお菓子袋150セットを協賛し、日遊協からはお米60キロを準備した他、J-NETからはキャンディーを協賛。また、ボランティア活動基金として集めていた基金で準備したマスク50枚入り80箱を購入した。選定場所については、定期的に活動を行っている子供食堂を選定する事にし、最初の支援は岩手県内について調査した結果、前記2カ所が定期的に活動している事が判明し、事前連絡の上で現場入りする事となった。
最初の訪問先である「ことりでアイスクリーム」(上野佐世子代表)は、盛岡市内の住宅地の一番奥に所在する一軒家を改装し、アイスクリームの販売をする傍ら、子供食堂をスタッフ2名で活動している。上野代表からは、「週3回の月・水・金の実施で5〜10名程度が利用しており、お米やお菓子の支援は大変助かります。マスクもまだ必要ですので、母子家庭に渡したいと思います」と述べた。また、2カ所目の訪問先である「なないろ給食」(中村菊子所長)は、盛岡市内の集合住宅の1階部分に診療所と食堂が併設されている構造となっている。中村所長は、「週3回実施で、1回の利用者は保護者も含めて10〜20名程度になります。企業さんからの支援を頂いておりますが、現物の支援は助かります」と述べた。