21世紀会 依存啓発週間に際し750万円助成

パチンコ・パチスロ産業21世紀会(阿部恭久代表/全日遊連・理事長)は5月14日、なかのZERO(東京都中野区)において、「パチンコ・パチスロ依存問題フォーラム」を開催。この日は「ギャンブル等依存症問題啓発週間(5月14日〜5月20日)」の初日にあたり、約500名の業界関係者(安心パチンコ・パチスロアドバイザー対象)が参加した。

主催者を代表して阿部代表は「パチンコ・パチスロ依存問題に関する対応の現状と課題」と題して基調講演を行い、「業界全体が一つになって依存防止対策を高めていく事が、今、私たちに求められている社会的責任だと考えています」と訴えた。

席上、「パチンコ・パチスロ依存問題の予防と解決に取り組む団体・研究機関」4団体に対する内定証交付(2019年度全日本社会貢献団体機構特別助成)を行った。助成を受けたのは、「認定特定非営利活動法人ワンデーポート」(190万円)、一般社団法人神戸ダルクビィレッジ(180万円)、特定非営利活動法人ちゅーりっぷ会長崎ダルク(200万円)、一般社団法人むらワーカーズホーム(180万円)の4団体で、計750万円を助成した。

今回の催しは、依存問題に関する関心と理解を深める事を目的として21世紀会(14団体)と全日本社会貢献団体機構(杉浦正健会長)の15団体によるパチンコ・パチスロ依存問題フォーラム実行委員会が主催した。