パチンコ・パチスロ産業21世紀会(阿部恭久代表)は1月31日、東京・港区の第一ホテル東京において、パチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会を開催し、業界関係者ら約100名が参集した。
主催者を代表して立った全日遊連の阿部理事長は、「今回の開催は実に3年振りとなり、新型コロナ感染拡大防止の観点から参加者人数も制限させていただきました。皆さまの日々地道な努力により、ホールにおけるクラスターは発生しておりません。ご協力いただいた全国のホールの皆さま方に心から感謝申し上げます。まだまだコロナの感染終息は見えない状況にあり、あらゆる産業がそうであるように私たちも新型コロナと共生し、経済活動を続けていかねばならない。5月より2類から5類に移行する方針が示されており、感染対策が緩和され、ノーマスクなど社会が開放的になることが予想されますが、こうした状況に左右されることなく、引き続きガイドラインに沿った感染対策を実施していただきたい」と述べ、ホール各団体はお客様の安心安全に資する取り組みを進めていくとした。
来賓挨拶に立った警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長は、業界に対し、日頃の行政各般にわたる協力に謝意を述べた後、「スマパチ・スマスロなど新たな遊技環境がスタートしはじめているところであり、明るい話題も出て来ている。皆さま方においては広告宣伝活動、のめり込み依存症対策など健全化に向けた取り組みを精力的に進めていただいており、本年も引き続き、遊技客が安心して楽しめるリアル空間づくりを期待している」とし、続いてデジタル庁が推進しているマイナンバーカードの普及に向けた取り組みを業界においても推進していただきたいと要請した。