関西遊技機商業協同組合(和久田守彦理事長)は4月17日から5月25日までの間、取扱主任者リーダー育成の第2回目となる講習会を開催。リーダー候補者97社/97名が参加(予定)して、取扱主任者リーダーとしてのスキルアップを図る。
中古遊技機を取り扱う取扱主任者の中から各社1名、リーダーを育成することで、リーダーから社内の取扱主任者に対しより細かな中古機流通制度の理解やセキュリティーの徹底等を促し、全体のスキルアップを図る目的で行なわれているリーダー育成講習会。その第2回目となる今回は、実技と筆記の模擬試験を行い、取扱主任者試験の意図や内容を把握すると共に、苦手ポイントを再確認するなど、点検確認や制度への理解を深める内容となっている。
実技試験では全商協が策定した27項目の点検確認項目をヒント無し(普段の試験ではメモ書き等の持込可能)で行った。52ヵ所にも及ぶチェックポイント全てを確認した後、担当したセキュリティー委員より確認漏れや手違い等の指摘を受けていた。普段の試験よりも難しい内容に四苦八苦しながらも、リーダーに選ばれた責務を全うしようと懸命に取り組む姿が見られた。筆記試験においても難易度の高いハードルが設けられた。普段の試験では設問数25問のところ、今回は全ての質問にあたる61問(内、31問が中古機流通制度に関して、30問が点検確認に関して)が出題された。試験後は7名1組のグループで反省会を行い、それぞれ間違えた箇所等を振り返ると共に、ディスカッションを行い問題点の指摘や情報共有を行うなど有意義な時間を過ごした。