関西遊技機商業協同組合(草加和徳理事長)は8月28日、大阪市浪速区のホテルモントレグラスミア大阪において、第1回「取扱主任者リーダー」講習会を開催した。
関西遊商のセキュリティ委員会によって、昨年度よりスタートした取扱主任者リーダー制度。中古遊技機を取り扱う組合員に所属する取扱主任者の中から各社1名、リーダーを抜擢することで、リーダーから社内の取扱主任者に対しより細かな中古機流通制度の理解やセキュリティーの徹底等を促し、全体のスキルアップを図る目的で行われている。この度の講習会は昨年度育成研修会を終えたリーダー達が集う今年度初めての講習会。任意の参加にも関らず、94社中93社(名)のリーダーが集った。
冒頭、挨拶に立った草加理事長は、「中古機流通は取扱主任者の確実的確な点検確認と、それに基づく適正な書類作成で成り立っております。関西遊商は異常がなければ公安委員会への申請関係書類と確認証紙の発給及び機歴を管理することができ、流通セキュリティの保全を行っております。本日は第1回の開催となります。皆様には是非リーダーシップを発揮していただき、中古機流通の健全化を牽引して頂きたい。」と語った。
講習会では9月より実機試験機種が「CRスーパー海物語IN沖縄3」の1機種のみになった事から、試験におけるポイント等が伝えられた。また、最新の不正事案やカシメについての解説が行われたほか、グループごとに分かれてのディスカッションが行われた。最後にセキュリティ委員会を代表して、加藤誠一委員長が、「安心安全な中古流通は、皆様の意識なくてはできません。本日の講習内容を社内でも共有し、全体のスキルアップを図ってほしい。また、リーダー同士横の繋がりをもち、ネットワークを作って頂く事で、今後も円滑な中古機流通を行って頂きたい」と語った。