全商協所属の関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は2月16日・17日の両日、大阪市浪速区の組合会議室において、社会貢献活動の一環として取り組んでいる献血活動を実施し、2日間で組合員ら130名が参加した。
新型コロナの感染者数は下げ止まり傾向にあるが、先日、トルコ・シリアで発生した大震災では死者数が阪神・淡大震災、東日本大震災の死者数をも上回る4万人を突破するなどしており、日本においても震災への備えは必須。慢性的な輸血血液の不足に加え、コロナ禍で更に献血者が減少している現状の中、少しでも社会の役に立つべく、今年2月のバレンタイン献血を実施した。
初日に視察に訪れた小西理事長は、「コロナ禍によって2年ほど実施できていなかったが、輸血を必要としている患者さんが減る事もない。社会貢献活動の中でも献血は組合員が誰でも参加できるので、この活動は継続して続けていきたい」とし、車イス寄贈活動と共に関西遊商社会貢献活動の柱として定着したと語った。
なお、今回から新たな試みとして、組合関係者だけでなく、組合事務所が入るビルに出入りしている一般の人たちも予約なしで献血が行える。実際にこの期間に5名の一般参加者が献血を行った。この取り組みによって、次回以降、より献血参加者が広がることを期待している。