関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は1月16日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪において、新年代表者研修会・臨時総会などを開催し、組合員や業界関連団体などから多数来場した。
挨拶に立った小西理事長は、「元旦に発生しました大震災によって犠牲になった方々に対して心よりご冥福をお祈りしたいと思います。さて、昨年は新型コロナウイルス感染症も2類から5類に移行したことで、行動制限がなくなり、経済活動や人々の生活も正常化に向けて動き出しました。しかし、米国経済のインフレ抑制を目的とした利上げによる影響により、物価高騰が続くなど我々の生活に大きな負担となっています。遊技業界も引き続き大変厳しい状況ですが、未来に明るい展望を見いだせるよう、業界の発展と健全化に向けて取り組んで参ります」と述べた。
はじめに、関西遊商が継続実施している社会貢献活動の一環である車イスの寄贈式が行われ、大阪府社会福祉協議会(井手之上優会長)に対し今年度も10台の車イスが寄贈され、同社会福祉協議会より感謝状が小西理事長に手渡された。
挨拶に立った大阪府社会福祉協議会の田中常務理事は、「まず我々社会福祉協議会は地震や水害などが発生した場合、ボランティアセンターを設置し、全国から復興支援に訪れたボランティアの窓口になるところです。今年も10台の車イスの寄贈をいただき、平成24年から始まり、120台を越える車イスを寄贈いただいております。こうして長期的に寄贈を続けていただける団体や企業はなかなかありませんので、大変有難いことであり、これからも是非とも継続していただきますようお願い申し上げます」と述べた。
なお、研修会では各委員会報告のあと、同組合顧問税理士によるインボイス制度についてのレクチャーが行われ、続く臨時総会では新たに監事1名の補充選任が行われた。