関西遊技機商業協同組合(草加和徳理事長)は1月21日、大阪・中央区のホテル日航大阪において平成28年代表者研修会を開催し、講師には一般社団法人 日本遊技関連事業協会風営法PTの茂木リーダーより、昨年末から現在までの業界の動きなどについてレクチャーが行われた。
挨拶に立った草加理事長は「昨年の理事長就任以降、業界の存続に関わる諸問題に直面してきました。昨年1月に安心娯楽宣言を21世紀会が発表し、新しく遊べる機械を出してPRして新しいファンの獲得をするという目標からスタートしました。全商としてものめり込み対策の一環としてリカバリー・サポート・ネットワークの支援を実施。9月には6団体において締結された高射幸性遊技機の取扱についての合意や、12月にはパチンコ遊技機の撤去回収に関する声明など様々な対応に追われた1年だった。今年は転換期となる年であり、パチンコは大衆娯楽であるが、最近は気軽に楽しめない場所となってしまいました。数年後の業界を見据えたビジョンを持って、業界が一つとなって取り組んでいかなければならない」と語った。