関西遊技機商業協同組合(草加和徳理事長)は1月24日、大阪市中央区のホテル日航大阪において、代表者研修会並びに新年祝賀会を開催した。
研修会の冒頭、壇上に上がった草加理事長は、昨年は検定機と異なる可能性のある遊技機への対応に追われる年となったが、調査など組合員の協力を得て進める事ができたと謝辞を述べ、「追い風を受ける状況ではないが、少しでも風を起こせる年にしたい。今年も組合員一致団結して臨んでいきたい」と語り挨拶とした。その後、総務委員会、機械対策委員会、セキュリティ委員会、社会貢献・環境対策委員会からそれぞれ委員長が報告を行った。機械対策委員会の小西委員長は、マックス機撤去までの経緯や組合対応などを時系列で改めて説明。組合員の協力に感謝すると共に、研修会当日時点で未撤去のホールが全国に1件だけあると述べ、その早期解決に期待を寄せた。
その後の新年祝賀会では、近畿2府4県の県(府)遊協役員をはじめ、全商協の中村昌勇会長や回胴遊商の伊豆正則理事長、更には日遊協や輸送組合など業界内の多方面から来賓が列席した。代表して祝辞を述べた大遊協の平川容志理事長は、NHKで和食の世界をフィーチャーした番組を見た際に、料理人を支える人たちの姿に胸を打たれたと感想を述べた。「京都で数百年続く料亭では、食材の納入を行う業者が毎晩料亭に出向き、次の日の献立を見ながら最適な食材を仕入れるのだそうです。料理人と業者が一心同体となってサービスを提供する。これはパチンコ業界でも同じだと思います。皆様にはホールとメーカーを繋ぐ架け橋となって頂きたい」と語った。