都市対抗野球 セガサミーが優勝候補のトヨタ自動車に勝利

第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の初日となる11月22日の第2試合、セガサミー野球部(東京都)は、トヨタ自動車(豊田市)と対戦し、2対0のスコアで逃げきった。

セガサミーは2回8番北阪選手が、大会第1号となるツーランホームランで先制、継投策が効き、そのまま逃げ切った。昨年準Vのトヨタ自動車は、広島ドラフト1位の栗林良吏投手が先発、7回5安打2失点で毎回の13奪三振の活躍を見せたが、セガサミーは、この虎の子の2点を守りきった。

2005年に創部したセガサミー野球部は、2007年の都市対抗初出場以来これまで11度目の本線出場。今年は2年振りの大会出場となった。今季から指揮を執る西田真二監督は、1990年代、広島カープで活躍した左の強打者。引退後は独立リーグで監督を歴任し、野球は“最小失点で守り切る”をモットーとしている。