パチンコ・パチスロ産業の業界14団体は1月29日、新橋第一ホテル(都内港区)において共催による賀詞交歓会を開催した。
監督官庁の代表者を前に、ホール5団体(全日遊連、日遊協、同友会、余暇進、PCSA)の代表者が健全化へのサプライズをしたため登壇。今回は、子どもの車内放置事故の撲滅に向け、キャンペーンを展開していくとプレートを作って訴えた。このキャンペーンに際しては、専用ホームページを設け、各種マニュアル、チェックシート、ポスター、POPなどのダウンロード活用を促し、業界挙げた取組みとしてスタートさせた。
14団体を代表して青松英和理事長(全日遊連)、市原高明理事長(日工組)、里見治理事長(日電協)が挨拶を行い、また警察庁生活安全局保安課の古谷洋一保安課長は、「ぱちんこはわが国の代表的な娯楽として親しまれていますが、その一方でのめりこみに起因する各種問題、遊技機の不正改造事案、賞品の買取事案、違法な広告宣伝、賞品提供などが跡を絶たないなど、依然として健全化を阻害する要因が残されているのも事実。違法行為者の取り締まりを強化するなど、ぱちんこが健全な娯楽となるための諸施策をより一層推進して参りたいと考えています」と固い決意を表明。更に「14団体の皆様は、ぱちんこが健全な大衆娯楽になるための取り組みを一体となって一層推進されることを期待しています」と述べた。引き続き、西村直之代表(RSN)が、認定NPO法人の認可がスムーズにおこなわれていることを報告し、業界団体各位の強力に謝意を述べた。
宴では来賓の玉川課長補佐(警察庁保安課)、伏見専務(機構)、柳澤常務(保通協)が紹介され、深谷会長(日遊協)の乾杯の音頭により、業界の新しい年に杯を掲げた。