(財)大遊協国際交流・援助・研究協会(山田稔理事長)は4月14日、大阪市住吉区の大遊連会館において、平成23年度の奨学金受給証書交付式を執り行った。この奨学金受給制度は、在阪かつ府下に在学する留学生を対象とし、学生部に月5万、院生部に月7万を支給するというもの。平成4年度の開始以来今年で20年目の節目を迎える。
今回は府下26大学から55名の新規受給者の推薦が提出された。その中から書類選考による1次試験と、面接による2次試験を経て、学生部14名、院生部14名を最終合格者として選出。13名の継続受給者と合わせて計41名に対し奨学金受給証書を交付する運びとなった。
尚、20年の節目を記念し、奨学金の新規受給者の枠を例年より10名拡大した他、今年は奨学生の母国領事館との座談会、大阪府国際交流財団のグローバル化人材育成事業への協力などを企画している。