公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は7月21日、大阪市のホテルプリムローズ大阪において、公益財団法人 大阪府国際交流財団(OFIX)と協力し、在阪総領事館関係者を招いての「第5回意見交換会」を開催した。
意見交換会は同協会並びに、OFIXに所属する奨学生及び母国の在阪総領事館の領事等を招き『奨学金制度の現状・在り方』、『国際理解教育』などについての意見交換を行い、相互の連携を強め、国際交流の発展に寄与する事が目的。同協会20周年記念事業として平成23年よりスタートし、今年で5回目を迎える。
当日は中国や韓国、インドネシアなど5カ国7名の領事関係者をはじめ、大阪府府民文化部の播本裕典国際交流長や、同協会の母体である大遊協より、段為梁名誉会長や河本勝弘副理事長ら役員も出席。インドネシアからはウィスヌ・エディ・プラティグニョ総領事が訪れた。
冒頭、挨拶に立った高島理事長は、「これまで意見交換会を通じて領事館の皆様に、奨学資金の支給など我々の活動の一端をご説明して参りました。こうした国際交流事業は直ぐに効果が現れるものではなく、継続して行う事ではじめて、日本とそれぞれの国との関係を深める事ができるのだと考えております。この場で交わされる貴重なご意見は今後の財団運営等にしっかりと反映させて頂きます」と語った。