財団大遊協 留学生親睦交流会を開催

(財)大遊協国際交流・援助・研究協会(山田稔理事長)は12月12日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪において、留学生親睦交流会を開催。財団から奨学金を受給している現役留学生や、受給者OB、各大学の留学生担当官などが参加し、親睦を深めた。

冒頭、高島洋専務理事は「12月は犯罪や事故が多発する時期です。日本の治安は良いといいますが、大阪はひったくり犯罪の発生率が統計開始より34年間ワースト1位を獲得しています。留学生の皆様は自分には関係の無い事と思われるかもしれませんが、ひったくり強盗殺人で留学生が死亡する事件も起こっています。気を付けていただきたい」と挨拶。続いて近畿民俗学会の山村久美子先生を講師に招き、『多文化共生とコミュニケーション』と題した基調講演。

交歓会では、高島専務理事による乾杯の発声の後、留学生はテーブルを囲んで昼食を摂り、日本語や母国語で楽しそうに交流。途中、ビンゴゲームを行い、大いに盛り上がった。