財団大遊協 奨学生を対象とした社会見学会

公益財団法人 大遊協国際交流援助研究協会(高島洋理事長)は10月21日、同財団が奨学金を支援する留学生を対象とした社会見学会を開催。府下18大学から54名(男性25名、女性29名)の参加者が集り、日本文化への理解を深めた。

参加者の国籍は中国、韓国、台湾といったアジア圏出身者が中心。中にはアフリカのベナンやヨーロッパのイタリアといった国の出身者もおり、ワールドワイドな一行となった。財団設立の翌年(23年前)から開催されたこの取り組みは、工場見学によって技術を学び、観光を通じて日本文化を学べるところから、留学生達に特に人気の高いイベントとなっている。今年は大阪造幣局で貨幣製造について学んだ後、滋賀県・比叡山延暦寺にて座禅体験や史跡巡りを行った。