財団大遊協 外国人に対する広報啓発用チラシ作成・配布活動に感謝状

在阪の留学生に対し奨学金支援や、日本滞在中の困りごとに対する相談、防犯啓蒙活動などを行う公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(高島洋理事長)は10月5日、来阪する外国人に対する広報啓発用チラシの製作配布活動に対し、大阪府警察本部より感謝状が授与された。

同協会では昨年12月、同警察本部警務部教養課国際化対策係と共同で、増え続ける外国人旅行者などの日本語が上手く話せない人のために、困ったときに警察へ通報する方法をイラストで分りやすく表現したチラシを3カ国(英語・中国語・韓国語)で10万部作成し、空港やJR主要駅、ホテルなどに配布。その貢献が認められ、今回の感謝状授与に至った。当日は同協会事務室において、同警察本部警務部の高須警務部長が感謝状を村上昭徳専務理事に手渡した。

【奨学生OB懇親会開催】
また、同協会では10月3日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪において、初の試みとなる元奨学生による懇親会を開催した。懇親会は元奨学生9名と現奨学生3名の12名(中国8名、台湾2名、韓国1名、ベトナム1名、ロシア1名)が参加。和気藹々とした和やかな話し合いの中、参加者はそれぞれメールアドレスを交換するなど一層の交流を深め、今後も同協会との繋がりを持って行きたいとの意見がでるなど、話題は尽きなかった。尚、今年は財団が設立されて25周年。支援した奨学生は300人を超えている。