豊丸産業(株)(本社/名古屋市中村区)は4月8日、同社の「元気はつらつトレパチ!テーブル」が川崎市のかわさき基準(KIS)認証福祉製品に認証されたと公表した。
「かわさき基準」は、高齢者や障がい者などが、住み慣れた街で誰でも自立して、楽しく安心して暮らせる事を目指した川崎市独自の福祉製品のあり方を示した独自の基準。2019年度までに248の製品が認証され、2020年度は20製品が認証を受けた。
川崎市は3月24日、「ウェルフェアイノベーションフォーラム2021」において認証式を開催し、永野光容社長が福田紀彦市長から認証書を受けた。
多機能型認知症予防食卓テーブル「元気はつらつ トレパチ!テーブル」について川崎市は、「加齢による身体機能、認知機能が低下された方・要支援・要支援未満の比較的活動意欲のある方が日常的に運動機能や認知機能の訓練をゲーム感覚で行う事で維持・向上につなげていく事、また最大4人までの利用ができる事や、リハの動画をテレビにつなぐ事で、施設利用者同士のコミュニケーションの活性にもつながっていく事が期待できる事は非常に評価できます」と高く評価した。また、認証された製品は、KISマーク(Kawasaki Innovation Standard)の使用が認められる。