警察庁 平成25年中における風俗関係事犯の取締り状況等について

警察庁生活安全局保安課は3月7日、「平成25年中における風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。

これによると、同年中のぱちんこ店営業所数(許可数)は1万1,893店舗となり、前年比256店舗の減少。内、パチンコ遊技機設置店は1万873店舗(前年比305店舗減)、回胴式遊技機等設置店は1,020店舗(前年比49店舗増)となった。

遊技機設置台数では、総数461万1,714台(前年比1万9,678台増)の内、ぱちんこ遊技機は300万9,314台(前年比3万3,162台減)、回胴式遊技機が160万2,148台(前年比5万2,829台増)、じゃん球遊技機は252台(前年比11台増)であった。尚、1店舗当りの遊技機台数は平均387.8台で前年と比べ、9.8台増加し大型化は加速している結果となった。

また、主要検挙事例では、警視庁管内での「ぱちんこ店における現金提供及び賞品の買取り事件」を取り上げた。遊技機使用賭博事犯では、警視庁、福岡県警合同による「『金スロ』と称する違法パチスロ営業に係る無許可営業及び常習賭博事件」を取り上げ、「金スロ」についても解説を加えている。