警察庁生活安全局保安課は4月7日までに「平成22年中における風俗関係事犯等について」を公表。平成22年12月末までの営業所数は、1万2,479店と-173店。その内、パチンコ店は-146店の1万1,576店。パチスロ専門店は-27店の903店だった。パチンコ機は316万3,650台(+4,851台)、パチスロ機139万492台(+4万3,316台)、じゃん球遊技機等288台(+13台)。遊技機総数は455万4,430台(+4万8,180台)。1店舗平均は、365.0台(+8.8台)、5年前(平成18年)より28.5台増と店舗の大型化が続いている。
取締状況における主要検挙事例として「ぱちんこ店による回胴式遊技機の不正改造事件」「ぱちんこ店による分割承認の不正取得事件」を特記。また、いわゆる「闇スロ」と称される遊技機使用賭博事犯では「パチスロ賭博店における常習賭博等事件」を記した。風営関連全体での行政処分数は9,145件と-253件。「取消し・廃止命令等」は217件と+50件、「停止命令等」「指示処分」は減少傾向。なお、違反態様別では、「遊技料金等の規則違反」が前年より3倍強の78件。