藤商事 新機種「CR東京レイヴンズ」発表

(株)藤商事(本社/大阪市中央区)は2月29日、新機種「CR東京レイヴンズ」の発表に伴い、東京支店においてプレス発表会を開催した。

本機は2013年にテレビアニメ化された同名タイトルとのタイアップ機。陰陽師たちが活躍する東京を舞台に、スタイリッシュな陰×陽バトルが繰り広げられる。発表会に先立ち、営業本部の中村敏幸副本部長が「業界の転換期である現在、プレイヤー目線に立ったエンタメ性がより求められています。本機はそのような考えを元に開発を進め、パチンコ特有の魅力にこだわった新しい要素を盛り込んでいます」と開発コンセプトをPR。業界活性化の起爆剤になると自負していますと自信をのぞかせた。

スペックは1種2種混合タイプだ。通常時はデジタルでの大当りと、小当りから発生するVチャレンジ成功による大当りで役物ゲーム(右打ち・時短)を狙うゲーム性だ。デジタル、小当りともに当選確率は1/276.523で、実質大当り確率は1/239.65となる。特徴は役物とプッシュボタンのダブルで勝利を狙う「W撃破チャレンジ」。発展すれば役物のV入賞をかけた演出が起こり、成功すれば大当り。そして、失敗した場合でも続く液晶演出(ボタンプッシュ)に成功すれば大当りとなる2段構えのW抽選演出となっている。小当り時のV入賞確率は約1/6.5。内部的にデジタルで当選していた場合もチャレンジに突入する場合があり、その場合、V入賞を逃した際に続く液晶演出で当るという仕組みになっている。いずれにせよ発生すれば大当り期待度がぐんと高まる激アツ演出だ。

役物ゲームでは、バトルorコミカルが選択できる2種類のモードを用意した。各モードでは更に次回大当りが(ほぼ)確定している時短95回のモード(闇鴉BATTLE転生・V-encounterアゲアゲ)と、時短3・4・5・95回のモード(闇鴉BATTLEチャンス・V-encounter)に分かれている。時短3・4・5・95回時において、バトルモードは時短残り回数が伏せられており、どこまで続くかわからないドキドキ感が、コミカルモードでは回数が表示されているので、メリハリのある役物ゲームが楽しめる。尚、時短3・4・5時の大当り期待度は約50%で、役物ゲーム突入時のトータル継続率は約77.8%。「確変機の安心感、STのドキドキ感、ハネモノのパチンコ本来の楽しさを凝縮させました。市場に新しい風を生み出す新感覚の機械です」と東京開発部の山本満ディレクター。

(C)あざの耕平・すみ兵/株式会社 KADOKAWA 富士見書房/東京レイヴンズ製作委員会