一般社団法人 日本自走式駐車場工業会(飯島登美夫理事長)は1月14日、東京・千代田区のル・ポール麹町において、平成28年新年賀詞交歓会を開催した。
年頭挨拶に立った飯島理事長は「2020年の東京オリンピックに向けた建設需要が落ち着く2018年になると需要が半減するのではという観測がある。真近に迫ったビジネス環境の変化に私たちはどう対応していくのかに当面の課題となっている。私どもは昨年プレハブという名称から自走式駐車場と改称して新たなスタートをした。自走式駐車場の社会的な意義、社会への貢献、アピールを通じて、一層の拡大を会員と一緒になって取り組んでいきたい。そして今一度原点に立ち返り、便利で使いやすく、リーズナブル、安全安心な駐車場を目指して追求していきたい」と所信。昨年5月から防災備蓄倉庫を認定駐車場の中に設ける事ができるようになった事と、今年6月を目処に、エレベータについて型式認定から除く事が可能になる見通しとなった事を成果として伝えた。そして「時代の変化、ニーズに対応して、利用者の目線に立った質の高い自走式駐車場提供を通して、市場開拓に努めていきたい」と述べた。
自走式駐車場議員連盟・会長である佐田玄一郎衆議院議員、野呂田芳成特別顧問、国土交通省の杉藤崇大臣官房審議官が祝辞、議員連盟・事務局長の渡辺博道衆議院議員が乾杯の音頭を取り、懇親を深め新年を寿いだ。その後、議員連盟顧問の額賀福志郎衆議院議員が祝辞にかけつけた。